India exploring.

とある事情で頻繁にインドを訪問するようになり、インドに関して勉強したこと(文化や歴史)や現地で感じたこと、インドに関するニュースなどを題材に記事を更新していく予定です!インドのことについて勉強されている方に役立ちそうな情報を発信しますので良かったら見て行ってください(^^♪!

JCBカード、インドに進出。電子決済との戦いに勝てるか?

クレジットカードの普及率は5%

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www.nikkei.com

昨年末に実施された高額紙幣廃止によって、同国では急速にカードや電子決済が普及してきている。実際に、現地のインド人に聞いてもその普及率は恐ろしいほど高い。

 

この点からすればJCBのインド進出は至極妥当な判断ではないかと考えられる(今更感は否めないが・・・)

 

しかし、問題はインドでクレジットカード自体があまり普及していない点にある。

確かに、クレジットカードの認識度合は高く、ホテルなどでは皆こぞってクレジットカードを使用している。ただ、日常生活の支払いにはまだあまり活用されていない。

 

下記記事にも記載しているが、実はインドではモバイル決済が急速に進んでいる。

その割合なんとクレジットカードの普及率の4倍にも達する。

shimabrog.hatenadiary.jp

元々、クレジットカードの普及率自体一桁に収まっているため、4倍と言ってもせいぜい20%前後ではあるが、日本では中々想像し難い様相を呈している。

 

特に2010年に設立されたばかりのPaytmのシェアが高く、インド人から非常に人気が高い。とはいえ、最近は多様なモバイル決済の方法があるようで、根強い人気を誇りながらも少しずつユーザーは好みの決済システムを選ぶようになってきているようである。

shimabrog.hatenadiary.jp

 

クレジットカードは何故普及してないのか

ここで一つの疑問が生まれる。

 

何故インドではクレジットカードが普及していないのか。

 

日本では圧倒的にクレジットカードでの決済が普及しており、私も普段の買い物はほぼクレジットカードで済ませるようにしている(航空会社のカードでマイルを貯めるのも楽しみとなっている)。

 

①クレジットカードの普及より先にスマートフォンが普及したから

②クレジットカード決済すると余分に手数料を請求される

③モバイル決済にはポイントシステムや割引があったりと利点が多い(下記記事参照)

shimabrog.hatenadiary.jp

 

これは現地のインド人から聞いた話だが、

インドのクレジットカードを使用するとその度に手数料を請求されるらしく、

ホテル代などの比較的高額な決済はともかくとして

普段使いにはモバイル決済の方が適しているということらしい。

スマートフォンは常に身に着けているため紛失や盗難の心配も無い。

 

という話をしていたが、個人的には初めに使い始めた電子決済がモバイルだったからというのがかなり大きいのではないかと感じる。

 

実際、日本ではクレジットカードが先に普及して我々の日常に無くてはならない物になっている。

 

JCBは外国人やホテルに宿泊できる中間層をターゲットにするようだが、

インド国内のモバイル決済に対抗できる手段や策があれば、内需も取り込み大きく飛躍することができるのかもしれない。

 

不思議の国インド。

今後の動向を見守っていきたいところである。

 

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< 世界一シリーズ 第1弾>米の輸出量は世界一!?

米の輸出は世界一!?

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以前の記事でインドの気候多様性について触れました。

shimabrog.hatenadiary.jp

砂漠地域もあれば世界一の多雨地域もある。降雪を観測する地域もあれば常夏の地域もある。

 

このように多様な気候を有すインドだが、実は国土全体における農地の割合が非常に高い。

 

その割合なんと約50%。1億8000万ha。

 

日本は山地が多いこともあってその利用率は10%程にとどまる。

中国は内陸部は乾燥が激しいこともあって、約10%。

アメリカが約20%などと比べてもその割合は遥かに高いことが分かる。

莫大な人口を有しており、その胃袋を満たすためにはこれぐらい必要なのかもしれないが、それにしてもこの数字には驚きである。ちなみにその約4割がコメの生産に充てられており、2012,2013年は世界一のコメ輸出量を誇っていた。

 

世界の農地に占めるインド農地の割合は約14%

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実は単純に農地だけの面積を見てもアメリカ、ロシアに次いでその面積は大きく

なんと世界全体の農地の14%程を占めている計算になる。

 

貧富の差が依然激しく、国民の5割前後を農民が占めているというから納得がいく。

当然、年々その数は減少傾向にあり、インドの農業生産がGDPに占める割合も減少傾向にあるのもまた事実である。

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インドの食料自給率は107%

 

食料自給率なるものを計算しているのは世界でも日本ぐらいとの話は良く聞くが

それはまぁ一先ず棚上げするとして、我々に馴染みのある指標であることは間違いないので参考までに記載したい。

 

日本の食料自給率は大よそ40%であるのに対して

インドの食料自給率は脅威の107%である。

 

 

大前提として、大量の穀物を生産できる肥沃な土地があり、農家の数も非常に多いというのが現実だが、それ以外にもこの自給率を押し上げる要因は大きく二つ考えられる。

一つ目は、まだまだ穀物中心の食生活であること。

インドに行くと当然出てくるのが、カレー。

そこには豆やら玉ねぎやら僅かに野菜は入っていても

主食はやはり炭水化物。主食と言うか、70-80%は炭水化物が占める。

つまり、米、小麦を大量に生産できるインドではカロリーベースの食料自給率は当然高くなる。

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二つ目は、採食主義者が大多数であること

田舎に行けば行くほど、肉はあってもチキンやマトンぐらいである。

(もちろん、大都市では食の多様化は進んでいるが・・・)

つまり、日本のように飼料を大量に消費する牛や豚を飼育することがないため、

家畜に提供する米や小麦は人用に消費できる。

つまり、日本のように足りない飼料を輸入する必要もなく、大量の家畜を育てるのに必要とされるカロリーは元々母数に組み込まれることはない(もちろん田舎の家庭に牛ななどたくさんいるが、それらを飼育する分の米や小麦などは十分に存在する)。

 

余りある農地、インドに根ざす食文化と言った背景を考慮すれば、

カロリーベースで食料自給率が100%を超えることには納得がいく。

とはいえ、上記でも少し触れたが、食の多様化が進み欧米的な食文化が都心部では浸透し始めている。なんと、最近では学校のお弁当にカレーを持参すると茶化されることもあるらしく、こぞってサンドイッチなどを持参する小学生が増えているのだとか。

 

不思議の国インド。次回もまたお楽しみに。

 

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<雑学シリーズ第2弾>クレジットカードよりモバイル決済を好むインド人!

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インド人、モバイル決済に注目!?

Namaste!

中々興味深いニュースである。下記は会員でないと見れないが最初の数行でも雰囲気は掴める 笑

jp.wsj.com

昨日、ソフトバンクがPaytmを運営するワン97に約19億ドルの出資をした件で個人的な見解を書いたばかりだが、ムンバイではモバイル決済の比率が急増しているとのこと。

shimabrog.hatenadiary.jp

しかも注目すべきはクレジットカードも使ったことない若者いきなりモバイル端末に飛びついているという。にわかに信じ難いが十分あり得る。

 

携帯の普及率はクレジットカードの約4倍!?

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クレジットカードの普及率は2016年2月現在でおよそ5%にとどまっているのに対して、携帯の普及率は何と20%にも及ぶ。この中にはもちろん、電話専用の簡易携帯も含まれているだろうが、最近インドではほとんどの人がスマホを持ち歩いている。少なくとも中流階級以上の人はほとんどがスマホである(そのクオリティは色々だが)。

 

なぜモバイル決済がそんなに普及しているのか

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そもそもなぜクレジットカードではなくモバイル決済がここまで普及しているのか。

色々理由はあるだろうが、単純にその利便性を追求した結果かもしれない。

 

メリット1:デポジットの方法が多様

勿論クレジットカードなどでもデポジットできるが、ATMや町の小売り店など多くの場所でデポジットが可能である。また、驚くべきことにスタッフが利用者のところまで出向いて現金を受け取りデポジットしてくれるサービスもあるらしい。

 

メリット2:カードを所有する必要がない

モバイルは常に持ち歩いているため、決済があろうとなかろうと所持品の数に変わりはない。しかし、クレジットカードは決済するなら当然所持する必要があるし、2、3枚作ろうものならしっかりと管理しないと紛失したらそれは大変。

余計なこと、不都合な事を極力行わないインド人からすればある意味必然の選択しなのかもしれない。

 

メリット3:割引制度、キャッシュバックなどが豊富

モバイル決済すると割引制度が適応されたりと様々なキャンペーンが豊富に用意されている。クレジットカードには無いメリットであり、これもまたモバイル決済を促す一意ではないだろうか。

 

メリット4:電気代などの公共料金、授業料などにも対応している

なんと授業料までもモバイル決済で対応できるというのだから驚きである。もはや何でもありなのかと思ってしまう。

 

モバイル所持者の50%が使用!?

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そんなモバイル決済だが、2015年8月現在でPaytmでは既に1億人以上の利用者が存在し、毎日8000万回を超える決済が行われているとのこと。先日の高額紙幣廃止によってその利用者が急拡大している背景を考えると1億4000~5000万人ほどの利用者が現在いてもおかしくない。

インドの人口が約13億人、モバイルの普及率が25%としてもモバイル所持者の約50%がモバイル決済を利用していることになる。

もちろん、実際のアクティブユーザーはさらに限定されるとは思うが、いずれにせよ既に日本の人口を超える利用者がいるというのは驚きである。

 

モバイル普及率の向上に比例してモバイル決済がさらに急拡大する可能性は否めない。

そう考えると、やはりソフトバンクの出資は妥当性の高いものではないかと素人ながらに思ってしまう。

 

shimabrog.hatenadiary.jp

 

不思議の国インド。また次回をお楽しみに。

 

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インドには全ての気候が凝縮されている?インドにも実はスキー場がある!?

インドにも実はスキー場がある?

日本だって北海道と沖縄では同時期でも気温差がすごいじゃないですか!と言いたくなりますが、

それよりもっと差が大きいのがこのインド。

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こんな感じで常夏を過ごすインド人がいるかと思えば、同時期に

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勿論山岳地帯ですが、北部ジャムカシミール州では積雪を毎年観測しており

実はスキー場もあるのです(治安が悪いのでそう簡単には足を運ぶことはできませんが)。

ジャムカシミール州スリナガル(650m)の気温推移。

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スリナガルの気温 - 旅行のとも、ZenTech

標高650mなのでこの場所はまだそこまで雪は降りませんが、それでも東京の平均気温より低くなっているのが良く分かります。インドにも実際はこういう場所が存在するのです。

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インドの気温 - 旅行のとも、ZenTech

この表が全てを表わしていますが、ありとあらゆる気候帯がこのインドには存在しています。まさに代表的な気候帯の全てがこの国には存在していると言っても過言ではないかもしれません。

砂漠があれば世界一の多雨地域も。

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インドの北西部グジャラート州、ラジャスタン州からパキスタンにかけてタール砂漠が広がっている。地球儀をぐるぐると回してみるとこの緯度帯には実は結構砂漠が散見される不毛地帯であることが見て取れる。

例えば、有名なサハラ砂漠やアラビア砂漠、南半球ではアタカマ砂漠など数多くの砂漠が名を連ねる。

 

グジャラート州はモディ首相の工業団地誘致によって今でこそ大きな経済圏を有しているが、元々砂漠地帯であり、他州より農業用水が限定的で、西はパキスタンと接しているなど非常に苦しい状況であったことは想像に難くはない。年間降水量は僅か300mm程である。

 

一方、東インドに目を向けるとコルカタ周辺などはモンスーンの影響もあって、非常に雨が多い。アッサムでは何と降水量が24時間で1000mmを超え、年間23000mmという記録が残っている。これは何と世界一の記録だそうだ。

東京の年間降水量が約1500mmであるからこの記録がどれだけすごいか想像できる・・・いや、それでも計り知れない数値かもしれない。

驚くべきは、北西インドには不毛地帯の砂漠を有しながら、ほぼ同緯度に世界一の降水量を誇る地域が存在していることである。

 

インドの多様性は気候がもたらした産物か

上記のように雪が降るころ、汗を流して裸で生活する人がいる。

砂漠気候という不毛地帯を有しながらも世界一の降水量を誇る地域が存在する。

当然ながら、降水量の多い東インドでは農業が大変盛んでありそれが主産業となっている。一方、砂漠気候を有するグジャラート州はモディ氏により工業化が一気に進んだ。彼の功績は偉大だが、もはやそれしか道が無かったともとれる。

つまり、この多様な気候がその地域ごとの文化や産業の発展に大きく影響していることが分かる。

 

インドを一言で表すと、良くDiversityつまり多様性と表現されるが、

まさにこのインドあるいはインド人の多様性は多様な気候が齎した産物と考えることができるのかもしれない。

 

不思議の国インド。奥が深い。

 

この豊富な食料資源がもたらした文化とは?

↓↓

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Paytm運営のワン97がソフトバンクから約19億ドルの大型資金調達!?第2のアリババ目指すか?

約19億ドルの資金供給が吉と出るか、凶と出るか!?

jp.reuters.com

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いつの間に!?と言う感じではありますが、ソフトバンクからの約19億ドルの資金調達が決定した模様。

 

昨年末の500Rsと1000Rs廃止により一気に電子決済が進んだと言われているが、

その波に乗って今回の出資が成功へと導かれるか個人的にはとても興味が湧いてきます。

 

孫さんの投資と言えば、中国のアリババグループが有名ですね。

当時は、僅かなやりとりで出資を決めたと言われていますが、今回の真相は未だ掴めぬまま。しかし、このワン97は既にアリババからも資金調達に成功しており、その繋がりで今回の調達が成功した可能性が高そうである。

 

驚くべきは2010年に創業したばかりでありソフトバンクからの資金調達の前に既に970億円の資金調達に成功している。そして、今回の19億ドル。ここから猛攻勢が敷かれる可能性が高いが、どのようなキャンペーンや広告を打ち出してくるのか大変見ものである。

 

中流階級に普及するのは時間の問題か?

実際、現地でPaytmの広告を見かけるようになったことは確かですが、それが電子決済をどこまで喚起しているのかはまだ良く分かりません。

都心部はもしかすると変化があるのかもしれませんが、地方都市や中流階級層には少なくともまだ電子決済は浸透していないような印象を受けます。飽くまで個人的な見解ではありますが。

 

とはいえ、インドは今回の高額紙幣廃止のようにいつどのような政策を打ってくるか分からないですし、IT都市バンガロールを抱えるインドにとって電子決済は身近なものになる日がそう遠くないような気がします。

 

数少ない有料道路では料金所を全て手動で対応するため、それが渋滞を招く大きな一因となっていますが、一部ではETCのようなシステムが導入されている様子も窺えます。かつて、日本がそうであったように空港などを使うような中上級階級の間には直ぐにそういった文化が広まっていってもおかしくはなさそうです。

 

そういった意味では、今回の孫さんの出資は大よそ成功の一途を辿るのではないかと個人的には思っていますし、そうあって欲しいものです。

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不思議の国インド。がんばれ!応援してます!←何様 笑

 

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<雑学シリーズ第一弾>ガンジス川という名前は女神から??

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三大美女神の一人ガンガー

ガンガー・・・ガンジス・・・似ているような似てないような 笑

ガンジス河のことをインド人はヒンディー語でガンガーと呼びます。これはまさにヒンディー教の三大美女神の一人なのですが、英語ではThe Gangesと表記され、これが日本のガンジス川という発音に結びついたというわけです。

 

さて、このガンガー。一体ガンジス川とどういう関係があるのでしょうか。

 

ガンガーは天界にいた?

ガンガーは元々天界に住んでいたが、地上に死者が溢れかえったために、バギーラタという聖仙の命令で大地に降りてその流れを正常化しようとしたとのこと。

 

つまり、神話ではガンジス川は元々地上に無かったもので、天界から授けられた聖なる川であるという認識になります。だから神聖なんですね!

 

ガンジス川をシヴァ神がキャッチ??

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さて、巨大なガンジス川。流域面積にして170万平方キロメートルを超えるその川が上から降ってきたらたまったものではありません。笑

shimabrog.hatenadiary.jp

 

そこで!!

あの破壊神シヴァ神が自分の上に落ちてくるように伝えたそうです。「俺が受け止めてやる」と!

これもまた一つの神話ですが、落ちてきたガンガーをシヴァ神が一先ず頭の中に封じ込めたという伝説があり。その中で現在の多くの支流を持つガンジス川が形成されたと言われています。

 

シヴァ神の精液を含む??

これもまた神話の一つですが、シヴァ神は自らの精液をアグニという火の神様に預けたそうです。そのアグニがその一部をこのガンガーに預けたとのこと。

ガンガーがそれを川の中で大事に持っていると、ある日スヴァーハーという聖仙の娘が訪れれるようになり、そこから暫く通っていると、なんと子供ができたとそうです。

 

その子供がスガンダ(カールティケーヤ)と言われています。なんと6つの頭と12の腕を持っているそうです。

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なんということでしょう。ですね、まさに。

聖水と呼ばれるガンジス川の水ですが、ある意味、精水という意味合いも含まれているのかもしれません(まぁ、これは日本語のごろでしかりません)。

 

神々が持つ壺には聖水が?

実はインドの神々がいつも手にしている壺にはまさにこのガンジス川の水(聖水)が入っていると言われています。

例えばヒンディー教の三大神ブラフマー、シヴァ、ヴィシュヌも良く壺を持っています。不老不死の聖水という話もありますが、誰にもその真相は分かりません。

 

不思議な国インド。それではまた。

 

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実は世界一!?ガンジス川って意外と広い!

 

ガンジス川の流域面積はなんと日本の国土の約5倍

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インドと言えばまず皆さんが想像するガンジス河。

良くバラナシの写真なんかが取り上げられていますが、その全容を知る方はあまりいないかもしれません。

 

実はその流域面積は約173万平方キロメートル。日本の国土面積の約5倍に相当するそうです。もちろん世界にはアマゾン川のように広大な大地を流れる川もありますが、

ガンジス川も相当大きな川であることは間違いありません。

 

下記に世界の川を流域面積順に並べてみました。

 

1位 アマゾン川   705万平方キロメートル
2位 コンゴ川    368万平方キロメートル
3位 ミシシッピー川 325万平方キロメートル

やはりアマゾンがダントツの1位ですね。

4位 ラプラタ川   310万平方キロメートル
5位 ナイル川    287万平方キロメートル
6位 エニセイ川   270万平方キロメートル
7位 オビ川     243万平方キロメートル
8位 レナ川     242万平方キロメートル
9位 アムール川   185万5000平方キロメートル
10位 マッケンジー川 180万5200平方キロメートル

と10位までしか見当たらなかったのですが、ガンジス川が173平方キロメートルなので11位か12位ぐらいではないかと推測できますね。

 

ガンジス川の流れはとてもゆっくり?

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また、実はガンジス川は標高差が少なく非常にゆっくりとした流れなんだそうです。

 

信濃川と比べてしまうと極端かもしれませんが、

信濃川は長野県の山間から新潟県にかけて、標高差360mを200kmかけて流れていきます。

一方、ガンジス川はデリーの北側にあるウッタランチャル州の聖地ハリドワールからコルカタバングラデシュの方に向けて標高差311mを2500kmかけて流れていきます。1kmで12cmほどずつ下っていく計算になります。

 

その分川幅も広いですが、なんともゆっくりとガンジス川が流れていることがわかります。インド人の考え方にもどこか似ているようなそんな気がしてなりません。

流域沿いの人口は2億人以上!?世界一!?

流域面積では10位以下に沈んでしまうガンジス川ですが、実はその流域沿いには2億人を超える人が住んでいるという統計があるそうです。最も、その統計の測り方で値は前後しますが、他にこれほど人が住み着いている河を想像できますか?

 

最もガンジス河はヒンディー教と密接な関わりがあること、人口密集地帯であるコルカタバングラデシュを流れていくことなど理由はありますが、流域沿い人口統計なんかがあると世界1位なのではと密かに思ってます。笑

実は肥沃なガンジス川流域。昔は海だった?

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現在でこそ北側にヒマラヤ山脈を望むインドですが、ご存知の方も多いようにインドは昔ゴンドワナ大陸の一部だったようです。そこからインドのみ島として離れて行き、インドプレートに載って北上して行きました。その後、現在ある山脈地帯(昔は現在より低い)まで到達します。その後、何万年とかけて山岳地帯から流れてくる堆積物がその溝を埋めて行ったと言われています。もちろんその間にもインド大陸は北上していますから北上しながら埋められながらというのが実際のところでしょう。

 

ある調査によるとガンジス川流域の堆積物は地下2kmにも及ぶとのこと。

そしてなんと、有名なバラナシ周辺では地下6kmにも及ぶ堆積物が積もっているとのこと。つまりこれは水深6000mの海が消えて陸地になっているということでもう何が何だかよくわかりませんね。

 

現在も約5cmずつ北上していると言われるインド大陸。その煽りを受けて、ヒマラヤ山脈もどんどん高くなっているそうです。

 ガンジス川ってそもそもどういう意味?

 ちなみにですが、ヒンディー語ガンジス川のことをガンガーと呼ぶそうですが、これは川の女神の名前らしいです。詳細については下記別記事にまとめました(^^♪

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モディ首相 世界の政治家の中で最もSNSのフォロワーが多い!?

Facebook ,Twitter, Instagramまで!?

Namaste!

 

なんと見出しのとおり、ナレンドラ・モディ首相のSNSフォロワー数が全世界の政治家の中でダントツ1位という調査結果が出たようです。

 

withnews.jp

 

まぁ人口を考えればFacebookTwitterなどが制限されている中国の政治家がこれに該当してこないので、納得いくような気もしますが・・・

ただ、よく考えてみれば農家が人口の大半を占めるインドにおいてSNSのフォロー数で1位になるのは容易な事ではないような気もします。

 

記事にある通り、トランプ大統領はモディさんに次ぐ2位にですが、

Facebookのフォロワーはかなり突き放してますね。

 

実は私もフォロワーの一人です 笑

 

結構頻繁に講演の写真や動画などをアップされており、

観衆が大盛り上がりを見せている様子も見てとれます。

 

言うまでもなく、インドの首相だからではなく、モディさんだからここまでのフォロワー数を達成しているように思いますね(^^♪。

 

というのも、モディさんが実行する施策に関してはあまり不平不満を聞いたことがありません。

 

例えば、先日突如として500Rs札と1000Rsが猶予期間を持たしたものの廃止となり、

新紙幣が発行されることになりました。

 

これは、

①ブラックマネー(賄賂など)を懐に現金で貯めこんでいる紙幣を流通させ、その金額を把握するため

②現金取引にて税金を支払っていない人からも税金を徴収するため

 

この2点が主な理由でした。

しかし、新紙幣の印刷が需要に追い付いておらず、銀行は両替に押し寄せる人で連日長蛇の列でしたし、この政策が原因で購買意欲の低下も招き、企業の売り上げにも打撃がありました。

 

しかし、実際不平不満を言っている人はほとんど見かけません。

逆に「モディ首相さすがっ!」という人が大半でこれには驚きです。

 

こんな感じにモディ首相の人気というか、リーダーシップに惹かれているインド人が多いように感じますし、そういった背景から考えるとSNSのフォロワー数が4000万人を超えているのも、あり得るな~~という感じですね。

 

インフラの整備なども急速に進んでいますが、これからもどんどん政策を打ち出して言ってほしいものですね!!期待してます!モディ首相!

 

それでは。

<ヒンドゥー語第1弾>Namaste!なぜインド人は合掌するのか?

Namaste!!誰でも知ってるインドの挨拶はこれぐらい?

 というわけで、こんにちは。

 

記念すべき1記事目はまず挨拶からということで

改めまして、

 

Namaskar・・・

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早速Namasteちゃうやないか!!って私も最初聞いたとき思いましたが、

 

実はどっちも同じ意味だそうです。

 

現地の方にも聞きましたが、どこ出身だとか、年齢とか、性別とか関係無しに

Namaskarを使う人もいればNamsteを使う人もいるのだそう。

 

Namskarは「ナマスカール」或いは「ナマシュカール」

というように聞こえます。

 

個人的な印象ですが、Namashkarを使う人が圧倒的に多いような気がします。

自分のいるコミュニティがそうなのかもしれないのでインド全体の話ではないかもしれませんが・・・。

 

とはいえ、郷に入れば郷に従えということで

Namashkarを最近は積極的に使うようにしてます!ちょっとインド人になった気分♪笑

 

と、いつも挨拶をしていて気になるのが、毎回合掌すること。

日本ではあまり見られない光景ですが、インド人は特に目上の方や初対面の方に合掌して挨拶します。

 

これは、仏教に絡んでくるそうなのですが、

Namas は「帰依すること」を表わし、仏教で言うところの南無に該当し、TeがYouとなる。

つまりNamasteという言葉は、あなたに敬意を表します、服従しますといった意味になるのだそう。

もっと言えば、あなたの中に宿る考え方や神様に祈りを捧げますという意味。

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こうして調べたりしていると次Namasteを使うのが楽しみになってきますね(^^♪

というわけで今日はNamsteについて書いただけで終了~(^^♪

 

Filmilenge!!

Bye!

 

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