India exploring.

とある事情で頻繁にインドを訪問するようになり、インドに関して勉強したこと(文化や歴史)や現地で感じたこと、インドに関するニュースなどを題材に記事を更新していく予定です!インドのことについて勉強されている方に役立ちそうな情報を発信しますので良かったら見て行ってください(^^♪!

<雑学シリーズ第2弾>クレジットカードよりモバイル決済を好むインド人!

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インド人、モバイル決済に注目!?

Namaste!

中々興味深いニュースである。下記は会員でないと見れないが最初の数行でも雰囲気は掴める 笑

jp.wsj.com

昨日、ソフトバンクがPaytmを運営するワン97に約19億ドルの出資をした件で個人的な見解を書いたばかりだが、ムンバイではモバイル決済の比率が急増しているとのこと。

shimabrog.hatenadiary.jp

しかも注目すべきはクレジットカードも使ったことない若者いきなりモバイル端末に飛びついているという。にわかに信じ難いが十分あり得る。

 

携帯の普及率はクレジットカードの約4倍!?

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クレジットカードの普及率は2016年2月現在でおよそ5%にとどまっているのに対して、携帯の普及率は何と20%にも及ぶ。この中にはもちろん、電話専用の簡易携帯も含まれているだろうが、最近インドではほとんどの人がスマホを持ち歩いている。少なくとも中流階級以上の人はほとんどがスマホである(そのクオリティは色々だが)。

 

なぜモバイル決済がそんなに普及しているのか

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そもそもなぜクレジットカードではなくモバイル決済がここまで普及しているのか。

色々理由はあるだろうが、単純にその利便性を追求した結果かもしれない。

 

メリット1:デポジットの方法が多様

勿論クレジットカードなどでもデポジットできるが、ATMや町の小売り店など多くの場所でデポジットが可能である。また、驚くべきことにスタッフが利用者のところまで出向いて現金を受け取りデポジットしてくれるサービスもあるらしい。

 

メリット2:カードを所有する必要がない

モバイルは常に持ち歩いているため、決済があろうとなかろうと所持品の数に変わりはない。しかし、クレジットカードは決済するなら当然所持する必要があるし、2、3枚作ろうものならしっかりと管理しないと紛失したらそれは大変。

余計なこと、不都合な事を極力行わないインド人からすればある意味必然の選択しなのかもしれない。

 

メリット3:割引制度、キャッシュバックなどが豊富

モバイル決済すると割引制度が適応されたりと様々なキャンペーンが豊富に用意されている。クレジットカードには無いメリットであり、これもまたモバイル決済を促す一意ではないだろうか。

 

メリット4:電気代などの公共料金、授業料などにも対応している

なんと授業料までもモバイル決済で対応できるというのだから驚きである。もはや何でもありなのかと思ってしまう。

 

モバイル所持者の50%が使用!?

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そんなモバイル決済だが、2015年8月現在でPaytmでは既に1億人以上の利用者が存在し、毎日8000万回を超える決済が行われているとのこと。先日の高額紙幣廃止によってその利用者が急拡大している背景を考えると1億4000~5000万人ほどの利用者が現在いてもおかしくない。

インドの人口が約13億人、モバイルの普及率が25%としてもモバイル所持者の約50%がモバイル決済を利用していることになる。

もちろん、実際のアクティブユーザーはさらに限定されるとは思うが、いずれにせよ既に日本の人口を超える利用者がいるというのは驚きである。

 

モバイル普及率の向上に比例してモバイル決済がさらに急拡大する可能性は否めない。

そう考えると、やはりソフトバンクの出資は妥当性の高いものではないかと素人ながらに思ってしまう。

 

shimabrog.hatenadiary.jp

 

不思議の国インド。また次回をお楽しみに。

 

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