India exploring.

とある事情で頻繁にインドを訪問するようになり、インドに関して勉強したこと(文化や歴史)や現地で感じたこと、インドに関するニュースなどを題材に記事を更新していく予定です!インドのことについて勉強されている方に役立ちそうな情報を発信しますので良かったら見て行ってください(^^♪!

<世界一?シリーズ第2弾>インドの人口は既に世界一?について考察してみた。

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インドと中国、本当の世界一は?

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中国とインド、世界の中でも圧倒的な総人口を誇るこの2大国の人口について

驚くべきニュースが飛び込んできた。中国の統計情報に修正余地がありそれを含めると既にインドの人口が中国の人口より多いかもしれないとのことである。

インドは統計を地道に家庭訪問のような形で統計をとっているのであながち間違いではないと推察される。中国の統計データは当てにならない事で有名であり、もしかするとこの記事通り既にインドの人口が世界一という可能性も考えられる。

www.cnn.co.jp

その数日後、こういったニュースも入ってきた。

少なくとも2020年を過ぎた頃、インドの人口は中国を抜く可能性が高くなってきたという。ついこの間までインドの人口が中国の人口を抜くのは2030年頃だと言われていたが、どんどんその時期が早まってきている。

 

というわけで、両国(特にインドだが)の人口動向についてごくごく簡単に記載してみました↓↓。

 

実際、現地に子供が溢れているのか?

中国とインドを比較した時、相違点があるとするならば田舎にいる子供の人口ではないかと思う。

インドは過疎知らず

中国も当然ながら田舎に行けば子供はいるが、インドの方がその数は多い。当然学校には通っているが、過疎と言う言葉はインドには当てはまらないと感じるぐらいどこにでも子供がはしゃいでいる光景を目にする。

インド人にも都市部に憧れて大学などから一人暮らしを始めたり、そのまま就職する人も多いが、地元に残って農家を継いだり地元の商店を継ぐ若者も非常に多い。

そして彼らもまた家族を持ち、子供を作るのである。田舎に行けば、3人ぐらいは各家庭に子供がいる印象である。

 

実は宗教によっても子供の数には傾向があり、特にイスラム教の家族は子供の数が比較的多いような印象を受ける。もちろん、解釈によって色々あるのだろうが、避妊や中絶が一般的に認められていないのがその理由だろう。

 

中国は一人っ子政策の影響続くか?

勿論出稼ぎで都市部に移住している若者も多く、田舎の人口だけで全てを語ることはできないが、田舎で多くの子供達を見かける機会がそれ程多くは無い。少なくともインド程では無いのである。

インドより教育分野が進んでいるため田舎に子供が留まらなくなってしまったのかもしれないが、それにしても子供の数が少ないような印象を受ける。

一人っ子政策の影響がまさに現れているのかもしれない。

 

インド都市部の家庭は1~2人しか産まない。

上記で述べたように田舎でも過疎とは無縁である。では、都市部はどうか。

 

実は、都市近郊に住んでいる中流階級の家族はあまり子供をたくさん作りたがらない。

 

インドの教育事情にも関わってくるが、インドの大学は日本のそれよりも遥かに入学が難しい。当然人気校となればその倍率は50倍を超えることも多いのは想像に難くない。

 

ここでインド人は何を考えるか。

 

特に中流階級のインド人は子供に英才教育を受けさせ、良い大学に入って欲しいと願っているケースが多い。少しでも一家、一族の地位向上を願うのは自然なことである。

 

ただし、中流階級と言っても資金が有り余っていることも無い。

つまり、資金に限りがある中で、2人、3人と子供を産んでしまっては十分な教育を受けさえることができないというのである。従って、大よそ子供は1人か2人に落ち着くパターンが多い。

 

インドの人口ボーナスは続く?

インド人の大半は未だに農家である。割合にして60%程を依然占めていると言われている。都市部の中流階級の出生率が低下傾向にあるものの、それを補う程田舎には子供がいるように思う。

 

様々な統計がインドの人口ボーナスは暫く続くと予想している。都市部では出生率自体低く推移しそうだが、農村部からの流入が続き都市部は拡大し続けるはずである。同時に、農村部は農村部で一定の人口を確保し続ける。

 

そして、上記でも少し触れたが、インドの人口ボーナスを継続する上でイスラム教の存在が欠かせない。現在はヒンドゥー教が80%を占め、イスラム教が13%程であるが、恐らく数年後にはイスラム教がその割合を伸ばす可能性が高い。

 

ヒンドゥー教とイスラム教の間にはまだ一部でも確執が見られる。

皮肉なことにイスラム教の人口増がインドの経済を支えていく可能性が高い。

経済発展に伴い双方の関係が良好なものになっていくことを願うばかりである。

 

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それでは。

Bye(^^♪

 

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