<文化シリーズ第5弾>お洒落なコップ!でも使い捨て・・・( ゚Д゚)
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使い捨ての可愛いコップ
これは記事にするほどの内容ではないかもしれないが、インドでは至る所に素焼きのコップを見かけることがある。田舎に行けば、レンガを生産している場所や素焼き工場?というか素焼き場みたいなところを見かけることも稀にある。インド人の生活の中に素焼きの文化が浸透している。
例えば、これ。
コルカタ周辺の田舎で見つけた。一つ数円で買えるのだが、何に使うかと言うとこれでチャイ(砂糖がふんだんに入ったミルクティー)を飲んだりする。ちょっと汚いような気もするけれどそれは気にしないでおく。この容器は形こそ可愛らしいが、表面はスムーズで特段何かが描かれているというわけではない。
デリー周辺で見たお洒落なコップ
コルカタで見つけたものとは違い一つ一つ丁寧にデザインが描かれている。
結構繊細で面白い。コルカタで見つけたものよりもかなりサイズは大きい。
こんな感じで、お店の上に積まれており、サイズも大、中、小に分かれているが大きいものも10円少々らしい。安い!笑 日本だったら200円ぐらいになってもおかしくないぐらいのレベルなのにである。
どういう風に使っているかと言うと、ここまでの大きさであるからチャイ用途には使用しない(チャイは少量ずつ何回も飲む場合が多く、小さいコップやカップで出て来る場合がほとんど)。これはアイスのようなシャーベットの様な感じで、これがまた美味しい。山羊ミルクを使用しているそうだが、のむヨーグルトのような味でどんどん食べることができた。ちょうど、4月後半の40度を超える日だったので数倍美味しかったのかもしれないが・・・。
このシャーベット?とコップのセットで500円と言われたらめちゃくちゃ売れるだろうなーと言う会話で盛り上がった。実際には50円ぐらいだが。笑
最後にはポイ捨て
インド人と言えば、ポイ捨てと言っていいぐらいどこにでもゴミを捨てる。最近はゴミ箱がたまに設置されており、そこに丁寧に捨てている人もちらほら見かける。それでもやはり大半の人は所構わず要らない物はポイ捨てする。そのゴミが腐ったり風化しなかったりで町がどんどん汚れていくのだが、この素焼きのコップはポイ捨てされるとガシャンと壊れ、直ぐに風化してくれる。そんな勿体ないじゃないか!と思うがインド人には関係ない。
土から作られ、人を楽しませてくれた後、また土に返っていくのである。ポイ捨ては勘弁して欲しいが、これならポイ捨てしても全く問題ない。たまに思いっきり地面に叩きつけている人もいるから面白い。
素焼きのコップを見つけると、インド人の賢さとちょっとしたお洒落を楽しむ感覚に触れることができるのである。
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