インドには全ての気候が凝縮されている?インドにも実はスキー場がある!?
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インドにも実はスキー場がある?
日本だって北海道と沖縄では同時期でも気温差がすごいじゃないですか!と言いたくなりますが、
それよりもっと差が大きいのがこのインド。
こんな感じで常夏を過ごすインド人がいるかと思えば、同時期に
勿論山岳地帯ですが、北部ジャムカシミール州では積雪を毎年観測しており
実はスキー場もあるのです(治安が悪いのでそう簡単には足を運ぶことはできませんが)。
ジャムカシミール州スリナガル(650m)の気温推移。
標高650mなのでこの場所はまだそこまで雪は降りませんが、それでも東京の平均気温より低くなっているのが良く分かります。インドにも実際はこういう場所が存在するのです。
この表が全てを表わしていますが、ありとあらゆる気候帯がこのインドには存在しています。まさに代表的な気候帯の全てがこの国には存在していると言っても過言ではないかもしれません。
砂漠があれば世界一の多雨地域も。
インドの北西部グジャラート州、ラジャスタン州からパキスタンにかけてタール砂漠が広がっている。地球儀をぐるぐると回してみるとこの緯度帯には実は結構砂漠が散見される不毛地帯であることが見て取れる。
例えば、有名なサハラ砂漠やアラビア砂漠、南半球ではアタカマ砂漠など数多くの砂漠が名を連ねる。
グジャラート州はモディ首相の工業団地誘致によって今でこそ大きな経済圏を有しているが、元々砂漠地帯であり、他州より農業用水が限定的で、西はパキスタンと接しているなど非常に苦しい状況であったことは想像に難くはない。年間降水量は僅か300mm程である。
一方、東インドに目を向けるとコルカタ周辺などはモンスーンの影響もあって、非常に雨が多い。アッサムでは何と降水量が24時間で1000mmを超え、年間23000mmという記録が残っている。これは何と世界一の記録だそうだ。
東京の年間降水量が約1500mmであるからこの記録がどれだけすごいか想像できる・・・いや、それでも計り知れない数値かもしれない。
驚くべきは、北西インドには不毛地帯の砂漠を有しながら、ほぼ同緯度に世界一の降水量を誇る地域が存在していることである。
インドの多様性は気候がもたらした産物か
上記のように雪が降るころ、汗を流して裸で生活する人がいる。
砂漠気候という不毛地帯を有しながらも世界一の降水量を誇る地域が存在する。
当然ながら、降水量の多い東インドでは農業が大変盛んでありそれが主産業となっている。一方、砂漠気候を有するグジャラート州はモディ氏により工業化が一気に進んだ。彼の功績は偉大だが、もはやそれしか道が無かったともとれる。
つまり、この多様な気候がその地域ごとの文化や産業の発展に大きく影響していることが分かる。
インドを一言で表すと、良くDiversityつまり多様性と表現されるが、
まさにこのインドあるいはインド人の多様性は多様な気候が齎した産物と考えることができるのかもしれない。
不思議の国インド。奥が深い。
この豊富な食料資源がもたらした文化とは?
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